私たち牛深青年会議所は発足して以来、明るい豊かなまちづくりを実践する為、地域の特色を生かし、また様々な思考を凝らしJC活動、運動を行ってまいりました。その歴史の中で多くの先輩方が役割を担い、自ら行ってきたまちづくりを私たちに継承してくださいました。

39年に亘る牛深青年会議所の活動の中で私自身その役割を担い、2010年度理事長として、Change myself !!〜変化から始まる JAYCEEづくり・絆づくり〜をスローガンに掲げ、己が成長する一番の源は変化であるという想いを胸に、私たちが住み暮らす牛深のことを精一杯考え活動いたしました。しかしその役割を終えさらに4年の月日が流れた時、私たちの活動、運動は、本当に地域に根差したものになっているのか大きな疑問が残りました。2006年の広域合併以降、私たちが住み暮らす牛深は急激に衰退の一途をたどっています。町から活気が失われつつある中で、個々の団体がどんなに牛深のことを考え行動しても、個々の力では未来に繋がる成果を得ることはできないと感じました。今こそ、団体の枠を越え各々の目的のもと、同じ牛深の未来像に向かい行動することが必要であると考えます。


本年度、牛深青年会議所は第48回熊本ブロック大会を主管いたします。会員数10名での主管は、全員が役割を担いこれまで以上の活動、運動を行っても達成するには難しい目標です。この困難な目標を達成するためには、牛深青年会議所のみならず、地域の皆様に協力していただき、手を取り合い活動していくことが必要です。またこの活動の中で、他団体の皆様と交流を図り、これからの牛深にとって必要な様々な意見や考えを交換することで、未来に繋がる活動の礎となります。さらに、熊本ブロック協議会、県内12LOMメンバーに参加、協力していただくことで、これからのまちづくりに役立つ様々なアイデアと活気を得ることができます。


2015年度牛深青年会議所は、これまで行ってきた通年事業、依頼事業、そして第48回熊本ブロック大会を、脈々と受け継いできた気配り、おもてなしを活かし、役割を担えることへ感謝し、牛深に古くから伝わる方言「しまい」の精神を持って全力で取り組みます。また、JCとしてもJAYCEEとしても限界を決めず精一杯取り組むことで、これからの牛深においてリーダーとして活躍できる人材に繋がります。さらに、本年度の活動、運動を通して、地域で活動する様々な団体、行政、地域の人々と手を取り合い、ともに歩むことで、私たちが住み暮らす牛深にとって、これまで以上に未来を創造できる活動に繋がります。


牛深青年会議所が己の限界を越え、また精一杯の気持ちと考えを持って活動した時、私たち一人一人が地域にとって必要とされる人材になること、そして私たちが住み暮らす牛深の未来が、明るく豊かになることを信じて一年間活動します。

牛深青年会議所 第39代理事長 田中 祐徳

限 界 越 境

  • 「しまい」の精神からはじまるJC活動・JC運動